経歴

国内外のコンクールで多数の受賞歴を持ち、2015年に第27回宝塚ベガ音楽コンクールで最年少優勝を果たして以来、日本各地でリサイタルを開催。クロード・カーン国際コンクール優勝、サンポール・トロワ・シャトー国際ピアノコンクール第2位、ブレスト国際ピアノコンクール第3位など、ヨーロッパでも輝かしい成績を収める。これまでにサル・ガヴォーをはじめとする主要ホールで演奏を行う。 6歳よりピアノを始め、兵庫県立西宮高等学校音楽科を卒業後、東京芸術大学へ進学。2017年に渡仏し、パリ国立高等音楽院ピアノ科を修了。現在は同音楽院の伴奏科に在籍し、ジェラルディーヌ・デュトロンシーのもとで研鑽を積む。また、エコール・ノルマル音楽院の全額給費奨学生として選出され、マリー=カトリーヌ・ジロに師事している。 幼少期より多様な楽器に触れ、ピアノのほかヴァイオリン、トロンボーン、筝、エレクトーンも学ぶ。特にスペイン音楽に魅了され、2022年には大阪のヒビキミュージックサロンでグラナドスの《ゴィエスカス》全曲を演奏。今後はアルベニスの《イベリア》全曲演奏にも取り組む予定。 これまでに武田弘子、中川友子、原真奈美、清水淳彦、成瀬修、迫昭嘉、ロジェ・ムラロ、ミシェル・ダルベルト、ジョナス・ヴィトーの各氏に師事。タラツィ財団、ヨーロッパ・ヤマハ財団、メイヤー財団、ラインの黄金財団の奨学生。西宮音楽協会会員。